キビタキ (2013年4月18日)
今朝8時ごろ、ひるがの高原スキー場近くの雑木林で、キビタキのさえずりを聞きました。
2013年4月18日 12:52 PM
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今朝のNHKのさわやか自然百景は、カルスト台地で有名な山口県の秋吉台でした。植生は石灰岩地に広がる草原です。石灰岩地なので元々木は育ちにくいと思うのですが、野焼きも行っているので、人間の手で維持されている半自然草原なのかもしれません。番組では、幼虫がスミレを食草とする蝶「オオウラギンヒョウモン」を取り上げていました。ひるがの湿原植物園では、ウラギンヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモンは見たことがありますが、オオウラギンヒョウモンは見たことがありません。いずれも、幼虫はスミレ類を食草とするようです。そういえば、園内の芝生にはスミレが生えています。
2013年4月14日 10:01 AM
今年はウグイスは来ているけど、まだ、モズはひるがのまで上って来ないなあと思いながら園内を歩いていると、近くからキチキチキチというどこかで聞いた声が。声の主を探すと植物園の裏手にある電線に止まっているモズでした。モズは、ふつう秋になると高鳴きと呼ばれる鳴き声で縄張りを宣言し、そのまま春まで縄張りを維持します。でも、ひるがの高原は、冬は雪が多くえさが採れないので、雪のない低地の方まで下っていくようです。そして、春になると戻ってきます。4月下旬になると、毎朝、オスの求愛の声が聞こえてきます。
ところで、昨日、見たオオジシギは今日もミズバショウ池にいました。近づくと慌てて低く飛んでいきました。湿原の中を歩いていると、数メートル先の水路の方からまた飛び立って、植物園横の藪の中に逃げ込みました。二回も遭遇したけど、今日も写真は撮れませんでした。
2013年4月14日 9:41 AM
今朝も雪がうっすらと積もっていた開園前の園内でミズバショウ池に近づいたところ、「ゲッ」という鳴き声とともに突然1羽の鳥が飛び立ちました。あまりに咄嗟だったので、写真を撮る間も双眼鏡を覗く間もありませんでしたが、肉眼でも特徴的なくちばしや全体のシルエットははっきりと確認できました。ひるがの高原での、今年、最初のジシギ類の確認です。おそらく、オオジシギです。ディスプレイフライトはまだ確認できていません。
オオジシギは、日本列島付近で見られるジシギ類4種(オオジシギ、チュウジシギ、ハリオシギ、タシギ)の中では唯一日本で繁殖を行います。日本にはオーストラリア東岸地域から4月ごろ渡って来て、秋には帰って行く鳥(夏鳥)です。本州の中部地方以北から北海道で繁殖するとされています。ひるがの高原は、近年、岐阜県下では唯一の繁殖が確認されている場所です。牧草地のような草原、湿原と湿原周囲の低木林が広がっていることが繁殖地として適しているのだと考えられます。縄張りは、ひるがの高原から板橋地区(ひるがの高原スキー場の東側に広がる地区)や上野高原(牧歌の里やひるがの高原サービスエリアがある地区)の範囲に、6~7個所程度あると考えられています。例年4月下旬~7月上旬に、縄張りの周辺で特徴的なディスプレイフライトを行います。
ところで、今ごろの時期は、冬鳥と夏鳥の入れ替わりの時期で、今朝も渡り前のカシラダカのさえずりやジョウビタキの声が聞かれたり、北帰行途中で立ち寄ったと思われるマガモの姿が植物園の池で見られたりしました。
2013年4月13日 4:36 PM
ミズバショウ 今年は例年より早いようです。天然記念物指定地Bの湿原では、10株以上見られます。また、ポケットパークの湿原でも数株が見られます。(2013/4/9)
ザゼンソウ 天然記念物指定地Bの湿原、ポケットパークの湿原でかなりの数の株が見られます。(2013/4/9)
ワタスゲ 花(綿ではないです)が、ポケットパークの湿原で見られます。(2013/4/9)
あやめ沢湿原、ひるがの湿原植物園は整備中および開園前準備中です。(2013/4/9)
ツバメ 数羽が鳴きながら飛び回っているのを確認しました。(2013/4/9)
ウグイス ホーホケキョとさえずっています。3日ほど前からさえずりが聞こえたそうです。(2013/4/9)
2013年4月10日 10:41 AM
湿原では、晩秋の花であるエゾリンドウ、イワショウブ、ヤマラッキョウ、ウメバチソウが咲き始めました。
2012年9月20日 2:22 PM
タグ:アケボノソウ, イワショウブ, ウメバチソウ, エゾリンドウ, シラヒゲソウ, ニッポンイヌノヒゲ, マツムシソウ, ヤマラッキョウ
開花情報ですが、ほぼ一月ぶりの8月に入って最初の更新となってしまいました。調査はしていたので、8月の3回分の調査を掲載してあります。いつの間にか、お盆も過ぎ、夏の甲子園も終わってしまいました。花も夏の花から、秋の花に替わりつつあります。
2012年8月24日 3:40 PM
ミズバショウ池で写真を撮っていたら、2mくらい先の池の中からものすごい勢いで1羽の鳥が飛び立ちました。飛び立つ際の最初の羽音が「ブンッ」て感じで鳥とは思えない音でした。よほど慌てていたのでしょうね。その後グェと一声鳴いて、園外に飛んでいきました。姿から判断するとオオジシギだったようです。ディスプレイフライトは7月15日の夕方に聞いたのが最後です。その翌日ぐらいから鳴き声も姿も確認できていませんでした。実は、8月に入ってからひるがのでオオジシギをはっきりと見たのは今回が初めてでした。いつひるがのから南に渡って行くのかもはっきりと分かっていません。鳴いていないオオジシギを見つけるのは難しいですね。
2012年8月2日 12:02 PM
昨日の午前中、園内に見慣れない鳩がいました。模様が変わっていますし飛び方がぎごちないので最初はキジバトの若鳥?だと思ったのですが、撮った写真を拡大してみると、右脚に白色とオレンジ色の輪がついていました。昼過ぎまでいたようですが、このブログを見て心当たりの方は、高鷲観光協会0575-73-2241または0575-72-5000までご連絡下さい。
2012年8月2日 11:55 AM
ノリウツギはアジサイの仲間ですが、花の集まり(花序)の形が他のアジサイの仲間と違うので、ウツギの仲間にされてしまったようです。
花の香りは私にはあまり良くは感じられないですが、虫たちはこの香りに誘われるのか、いろいろな種類がやってきます。ミツバチやハナバチの仲間、ハナアブの仲間、ハナムグリの仲間、蝶の仲間、ハナカミキリの仲間、そして、花にやってくる小さな虫たちを獲物として狙っているハナグモの仲間などです。
花を良く見ると大きな花びらの付いている花と、小さな花びらの花の2種類あります。大きな花びらの花には種子が出来ません。小さな花びらの花には雄しべと雌しべがあり種子も出来ます。大きな花びらは「飾り花」または「装飾花」と呼ばれ、花が遠くからでも目立つようについているのだと考えられています。
小さな花びらの花が終わると、飾り花の花びらは下を向いて裏返しになるようです。花が終わったことを虫たちに知らせるかのように裏返しにしているみたいで面白いですね。
2012年8月2日 9:38 AM
タグ:ノリウツギ
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TEL 0575-73-2241(開園中)0575-72-5000(冬 季)
開園時間:午前9時~午後4時半
開園期間:4月下旬~10月上旬(定休日無)※変更の場合あり