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金環日食 (2012年5月22日)

昨日、たまたま東京へ向かう途中の東名高速のパーキングエリアで、雲の隙間から金環日食が見られました。
一般観光客だけでなく、スーツ姿のサラリーマンや現場に向かう途中の仕事着の方までみんな観測準備OK。わたしも、ちゃんと日食観察のフィルムを持っていたので、デジカメに当てて撮影しました。
ひるがの高原は、金環日食帯から少し北に外れるので部分日食だったようです。

金環日食

金環日食

金環日食中のパーキングエリア

金環日食中のパーキングエリア

カッコウ初鳴き (2012年5月19日)

今日、朝の散歩中にカッコウの鳴き声を聞きました。今年のひるがの高原での初鳴きです。

初夏の鳥や動物や虫たち (2012年5月18日)

今日は朝からうす曇。午前中は比較的穏やかでしたが、午後になって突風が吹いたり雷が鳴ったり夜には雨が降ったりで、気温も下がって相変わらず不穏な天候が続きます。
イカルのつがいが、植物園のお隣の庭の杉の木のこずえでさえずっています。
ミズバショウ池からはシュレーゲルアオガエルの合唱の中に時折、モリアオガエルの控えめな声が聞こえてきます。
この時期、ムラサキケマンの花が咲く頃になると出てくるのがウスバシロチョウです。いつもは、警戒心が強くてなかなか写真に撮れないのですが、今日はたまたま目の前のヤブカンゾウの葉に止まっていたので、コンデジでしたがアップで撮れました。
スイレン池の周囲では羽化したばかりと思われるコサナエが、時折風に煽られて何度もくるくると回りながらもサツキの小枝に必死につかまっていました。
水路の周辺の石の上にはシオヤトンボが止まっていました。

ムラサキケマンの花

ムラサキケマンの花


ウスバシロチョウ

ウスバシロチョウ


ウスバシロチョウ

ウスバシロチョウ

コサナエの雌

コサナエの雌


コサナエの雌

コサナエの雌

シオヤトンボの雄

シオヤトンボの雄


シオヤトンボの雌

シオヤトンボの雌

コサメビタキ (2012年5月15日)

昨日の朝、カメラに望遠レンズを林道を歩いていたら、聞いたことがない声がして見慣れない鳥が目の前の小枝に止まったので、撮影したものです。後で図鑑で調べてコサメビタキだと分かりました。

コサメビタキ

コサメビタキ

残雪と霞桜 (2012年5月15日)

初夏の新緑の頃に咲く桜がカスミザクラ(霞桜)です。ひるがの高原周辺でよく見られます。写真は、分水嶺公園の裏手の低木林の中に一本だけ生えていたカスミザクラです。後ろの山は大日ヶ岳(山頂付近の残雪)。

残雪と霞桜

残雪と霞桜

ハイイヌツゲの看板 (2012年5月10日)

ハイイヌツゲの看板

ハイイヌツゲの看板


今年から設置したハイイヌツゲの看板です。
ひるがの湿原植物園は、春先は湿原の中のほとんどがハイイヌツゲで覆われており、花はショウジョウバカマが点々とあるぐらいです。その他の時期もハイイヌツゲの中に湿原植物が点在していることが多く、以前は邪魔者として全て刈る方針でした。しかし、刈った場所のミズゴケが枯れたりして、現状の水分条件でむやみにハイイヌツゲを刈ると陽射しで湿原が乾燥し、湿原にとっては、かえってよくない場合があるようです。また、ハイイヌツゲの実は鳥たちのえさになっており、春先のえさの少ない時期にツグミ、ヒヨドリ、キレンジャク、ヒレンジャクなどが実を食べていることが分かっています。それから、ハイイヌツゲやイヌコリヤナギなどの湿原周辺に広がる低木の林はオオジシギやホオアカなど岐阜県内では繁殖地が限られている渡り鳥の繁殖の場にもなっています。また、ハイイヌツゲを大規模に刈るようになってからは、以前園内の池の周囲でよく見られたモリアオガエルの卵がまったくみられなくなってしまいました。ここ数年のひるがの高原の大日ヶ岳山麓側での林の減少などもあり、園内のハイイヌツゲを刈ったためだけではないかもしれませんが、池の周辺近くまで続いていた低木の林がなくなったことが原因だとの指摘もあります。ということで、今はハイイヌツゲは木道の周辺や水路の周辺のみを刈るようにしています。

お客様にも、中に入ったけど何もなかったとかさんざん言われますが、自然に近い状態の湿原ということで、ご理解をお願いいたします。

あやめ沢湿原のモズ (2012年5月2日)

あやめ沢湿原のモズのつがい

あやめ沢湿原のモズのつがい


先週、早朝のあやめ沢湿原は、モズのオスたちの求愛でとても騒々しかったです。この写真を撮った前日も同じモズたちなのかどうかは分からないですが、オスがメスに向かって、尾羽を振りながら、早口でまくし立てるようにさえずっていました。普段のモズの鳴き声とは違って、他の小鳥のさえずりを真似してみたり、とても複雑な節回しで10分以上さえずっていましたが、懸命なオスに対してメスはじっと横にいるだけでそのうち別の枝に飛んでいってしまいました。写真を見る限り、このオス(右)はメスに受け入れられたようです。

オオルリ (2012年4月25日)

さえずりが美しく日本三鳴鳥になっているオオルリです。姿も美しいです。
ひるがの周辺の渓流沿いの林の木の高い場所の枝でさえずっています。

オオルリ

オオルリ

一部の湿原でミズバショウが見頃となっています。 (2012年4月21日)

4月に入っても雪が降ったり、氷点下の日が続いたりとなかなか春がやってきませんでしたが、残雪の量が少なく雪解けが思いのほか早かったため、この10日間で一度に開花したようです。詳しくはミズバショウ開花情報をご覧下さい。

あやめ沢湿原のミズバショウ

あやめ沢湿原のミズバショウ

あやめ沢湿原のミズバショウ

あやめ沢湿原のミズバショウ

雪解け (2012年4月12日)

昨日の雨で湿原の雪がほぼ消えてしまいました。

園内の様子(ひるがの高原スキー場方面)

園内の様子(ひるがの高原スキー場方面)

園内の様子(大日ヶ岳方面)

園内の様子(大日ヶ岳方面)

ようやく春の花が咲き始めました (2012年4月9日)

昨日、天気が良かったせいか、築山のセリバオウレンの花が咲いていました。
入口付近にはまだ、雪がかなり残っています。スイレン池には、氷が張っていました。今朝は氷点下2度ぐらいでした。
湿原は、木道がやっと見えるぐらいまで雪が減ってきました。水路脇の雪が解けている場所には、ヒメカンアオイの葉が出てきています。4月中に花が咲きますが、つぼみは確認できませんでした。

セリバオウレンの花

セリバオウレンの花

植物園入口

スイレン池

スイレン池

園内の様子

園内の様子

ヒメカンアオイ

ヒメカンアオイ

冬に逆戻り (2012年3月12日)

昨日の植物園入口
今朝の植物園入口
上が昨日、下が今朝です。30cm以上積もりました。3月のひるがのはこういうことがあるから気が抜けません。東海北陸道白鳥高鷲間は雪による事故で早朝から不通です。
昨日、咲いていたふきのとうも雪の下です。

お問い合わせはこちらへ
岐阜県郡上市高鷲町/高鷲観光協会
TEL 0575-73-2241(開園中)0575-72-5000(冬 季)
開園時間:午前9時~午後4時半
開園期間:4月下旬~10月上旬(定休日無)※変更の場合あり