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ウスバシロチョウ (2011年6月15日)

ギフチョウが飛ぶようになってしばらくすると、植物園のお隣の庭からウスバシロチョウが飛んできます。ウスバシロチョウの食草はケシ科のムラサキケマン、ヤマエンゴサクなどということなのですが、そういえば、春になると隣の庭にいつもムラサキケマンがたくさん咲いています。

ウスバシロチョウ

ウスバシロチョウ

エゾイトトンボ (2011年6月15日)

水路のコウホネの葉にエゾイトトンボがよく止まっています。

エゾイトトンボ

エゾイトトンボ

エゾイトトンボ

エゾイトトンボ

タベサナエとコサナエ (2011年6月14日)

昨年まで、植物園ではタベサナエしか見つからなかったのですが、昨日、タベサナエの中に、コサナエと思われる個体を見つけました。

コサナエ

コサナエ

タベサナエ

タベサナエ

あやめ沢湿原のコバイケイソウ (2011年6月10日)

今年は、コバイケイソウの花の咲き年のようです。

あやめ沢湿原のコバイケイソウ

あやめ沢湿原のコバイケイソウ

大日ヶ岳登山 (2011年6月9日)

6月8日に大日ヶ岳に登ってきました。
花が確認できたのは、
ウリハダカエデ、ハウチワカエデ、コハウチワカエデ、コミネカエデ、オオイタヤメイゲツ、ヒトツバカエデ、ヒロハツリバナ、オオカメノキ、ミヤマガマズミ、オトコヨウゾメ、ミヤマシグレ、ムラサキヤシオ、ヤマツツジ、コヨウラクツツジ、イワナシ、イワカガミ、チゴユリ、ホウチャクソウ、ショウジョウバカマ、マイヅルソウ、ツバメオモト、ユキザサ、オオバユキザサ、ヒロハユキザサ、ツクバネソウ、エンレイソウ、サンカヨウ、ミツバオウレン、アズキナシ、ウラジロノキ、アオダモ、タムシバ、ホオノキ、トチノキ、サワグルミ、ブナ、タニウツギ
の37種類でした。

オオイタヤメイゲツ

オオイタヤメイゲツ

コミネカエデ

コミネカエデ

ムラサキヤシオ

ムラサキヤシオ

サンカヨウ

サンカヨウ

イワナシ

イワナシ

ミツバオウレン

ミツバオウレン

ハウチワカエデ

ハウチワカエデ

コヨウラクツツジ

コヨウラクツツジ

ツバメオモト

ツバメオモト

ツクバネソウ

ツクバネソウ

ヒトツバカエデ

ヒトツバカエデ

シオヤトンボの雄 (2011年6月8日)

5月13日にシオヤトンボの雌を見ましたが、昨日は雄がたくさんみられました。エゾイトトンボらしきトンボの姿もありました。

シオヤトンボの雄

シオヤトンボの雄

ホトトギスがやってきました。 (2011年5月31日)

カッコウに続いて、同じカッコウ科のホトトギスもやってきました。いつもならカッコウより少し遅れて1週間から10日ぐらい前に声を聞くのですが、季節はずれの台風と、例年よりかなり早い梅雨入りで、天候不順で外に出られず、今日が今年最初にひるがので声を聞いた日となりました。カッコウと同じく、ホトトギスも高いこずえの上で鳴くので、なかなか姿を見ることはありません。写真は、3年前に撮ったものですが、500mm以上の望遠でもこれがせいいっぱいです。

ホトトギス

ホトトギス 2008/5/27撮影

アズキナシ (2011年5月31日)

アズキナシは、新緑の頃、雑木林の中で白い花を咲かせます。その花は背丈よりかなり高い枝についていることが多く、新緑の緑の中ではあまり目立ちません。そのせいで、今まで数回ほどしか花は見たことはありませんでした。今日は、昨日までの季節はずれの台風による強風で花が若枝ごと地面に落ちていたので気がついたのでした。花の写真を撮ろうと思っても、望遠レンズかもしくは脚立を立てないと撮れないぐらい高い位置にあります。花の匂いを嗅いでみましたが、ガマズミの仲間に似ていて、良い匂いではありません。アズキナシはナナカマドの仲間ですが、ナナカマドの花の匂いも同じような匂いだった気がします。
結局、今日は、1箇所の林で1本、もう1箇所の林で2本の合計3本の花をつけているアズキナシの木を見つけました。ズミやエゴノキに比べると、数はずっと少ないです。

アズキナシの花

アズキナシの花

アズキナシの花

アズキナシの花

アズキナシの花

アズキナシの花

アズキナシの幹

アズキナシの幹

ひるがの高原のタンポポ (2011年5月29日)

初夏の頃、ひるがの高原では、伸び始めた牧草の中にたくさんのタンポポが咲いているのが見られます。このタンポポは、ヨーロッパが原産の外来種のセイヨウタンポポです。一方、東海地方には、日本産のタンポポとして、ヒロハタンポポという種類があるのですが、これまで、ひるがの高原では見たことがありませんでした。それが、今年の5月の中ごろに郡上八幡で、セイヨウタンポポとヒロハタンポポが一緒に生えている場所を見つけました。これが郡上市内で始めて日本産タンポポを見つけた時だったのですが、それから約1週間後にひるがの高原でも、ヒロハタンポポを発見しました。それから数日後にひるがの高原の別の場所でも1株見つけました。これまでひるがの高原にはセイヨウタンポポしかないと思い込んでいたから見つけられなかったのかもしれません。

区別のポイントは総苞が反る(セイヨウタンポポ)か反らない(ヒロハタンポポ)ですが、同じ場所で生えているもの同士で比較すると、セイヨウタンポポの方がヒロハタンポポよりも葉の切れ込みが深く、頭花が大きいので、すぐに見分けが付きます。

園内には、他にシロバナタンポポがありますが、園外ではまだ見たことがありません。

牧草地のセイヨウタンポポ

牧草地のセイヨウタンポポ

ひるがの湿原植物園のセイヨウタンポポ

ひるがの湿原植物園のセイヨウタンポポ

郡上八幡のセイヨウタンポポ

郡上八幡のセイヨウタンポポ

郡上八幡のヒロハタンポポ

郡上八幡のヒロハタンポポ

ひるがの高原のヒロハタンポポ

ひるがの高原のヒロハタンポポ

オビカレハの幼虫(閲覧注意) (2011年5月29日)

初夏のひるがの高原で、ズミの花が咲く頃に、ズミやイヌコリヤナギに毛虫がたくさん付いていることがあります。毛虫はオビカレハという蛾の幼虫です。写真のように糸で巣を作ります。見た目とは違って毒はないのですが、集団発生して気持ち悪いので嫌われ者です。写真をクリックすると大きく表示されますが、気持ちの悪い人はクリックしないようにしてください。

オビカレハの幼虫

オビカレハの幼虫 あやめ沢湿原

オビカレハの幼虫

オビカレハの幼虫 分水嶺公園

サワグルミとオニグルミ (2011年5月29日)

サワグルミは、クルミ科の落葉広葉樹です。ひるがの高原周辺では、かます谷沿いに自生が見られます。サワグルミの実は、クルミの仲間ですが、食べられません。一方、ひるがの高原の湿原の周辺などに多く自生し、実が食用になるクルミは、オニグルミといいます。

区別するポイントですが、花の時期にふさふさした雄の花序が垂れ下がるのは両種とも同じですが、雌の花序が下向きに垂れ下がるのがサワグルミ、上向きに付くのがオニグルミです。ただし、高木なので、双眼鏡がないと確認しづらいです。サワグルミは、夫婦滝周辺や長良川源流碑付近の川沿いで見ることができます。オニグルミは、あやめ沢湿原の木道沿いや周辺で見ることができます。

サワグルミの花

サワグルミの花 叺谷

サワグルミの花

サワグルミの花 叺谷

サワグルミの果実

サワグルミの果実 叺谷

オニグルミの雌花序

オニグルミの雌花序 高山市荘川町岩瀬

オニグルミの雄花序

オニグルミの雄花序 高山市荘川町岩瀬

オニグルミの若い果実

オニグルミの若い果実 あやめ沢湿原

ミズキの花がたくさん咲いています。 (2011年5月29日)

最近、高鷲町内を国道156号を車で移動していると、白い花がついている木が目立ちますが、樹形から判断すると、ミズキのようです。一方、昨年は多く見られたウワミズザクラがあまり目に付きません。そういえば、今年のひるがの高原では、コブシの花がたくさん見られました。

ところで、5月27日に東海地方でも梅雨入りが発表されました。統計がとられるようになって以後3番目の早さだそうです。台風も接近しているとのことで、今日から明日に掛けて大雨の予想です。

高鷲町大鷲 長良川沿いのミズキ

高鷲町大鷲 長良川沿いのミズキ

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岐阜県郡上市高鷲町/高鷲観光協会
TEL 0575-73-2241(開園中)0575-72-5000(冬 季)
開園時間:午前9時~午後4時半
開園期間:4月下旬~10月上旬(定休日無)※変更の場合あり