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ニュース記事「日本の里山のチョウやホタルが激減」 (2019年11月17日)

今朝の「日本の里山のホタルやチョウが激減」というNHKのニュースの中で、オオムラサキ、ミヤマカラスアゲハ、アカタテハ、ゴマダラチョウ、ジャノメチョウ、イチモンジチョウなどが日本各地で減少というのを聞いてちょっと驚きました。ミヤマカラスアゲハ、アカタテハ、ジャノメチョウ、イチモンジチョウはひるがの高原ではそれほど珍しくないチョウです。副題にもある通り普通種だと思っていました。しかし、減少率が絶滅危惧種に該当するとのことなので、全国的にはかなり深刻な状況だと思います。詳しくは、日本自然保護協会のメディアの方へ/プレスリリースのページをご覧ください。

このニュースを聞いてあらためて思ったのは、ひるがの高原というのは里山環境の動植物が多く生き残っている場所なんだなということです。里山というのは自然を人間が利用して、その結果できた人為的な環境です。しかし、人間の活動により里山ができる前には、それらの生き物たちの多くは、原生の草地などで細々と生き残っていたのかもしれません。原生林という言葉に対して原生草地という言葉は聞いたことがありませんが、人間が手を加えないでも草地として維持されるのは現在の日本ではかなり特殊な環境で、その一つが湿原です。里山の生き物の中では有名なギフチョウも本来は湿原の生き物だと思います。ひるがの高原のギフチョウの多くは現在でも湿原の周辺が主な生育場所です。ひるがの高原は、人間と関わる前の生き物たちの生活を想像することができる貴重な場所だと思います。

しかし、ひるがの高原は昭和40年代以降観光地や別荘地として開発しつくされ、わずかに残された保護地も様々な人為的な影響をうけており、また、保護地以外はほぼすべてが私有地であり、おそらくそのために学術的な対象としてとりあげづらく、大学等の専門機関の研究や調査がほとんどなされてきていません。そして、観光資源としては、ミズバショウのみが常に注目され、それ以外の生き物への関心は一時的に高くなることはあっても長続きはしませんでした。ただし、ミズバショウのおかげで他の生き物も生き残ってきたということもあると思います。

ここに移り住んで20年が経過しましたが、ひるがの高原の自然について、比較的しっかりと調査ができたのは1年間ぐらいで、本職の研究者ではないので仕方はないのですが、時々考えても、考えれば考えるほど混乱し、どう解釈すればいいのかが分からず何年も途方に暮れていました。それは、ひるがの高原に関する調査研究資料というものがあまりなかったということと勉強不足が原因です。最近になって、ようやくひるがの高原の自然について、なんとか分かりやすく説明ができるぐらいの理解ができる目途がたったという気持ちです。今後、このブログに少しづつ書いていこうと思います。

ひるがの高原の紅葉情報 (2019年11月8日)

国道156号線沿い、やまびこロード沿いの紅葉が見頃を迎えています。

分水嶺公園(2019/11/08)紅葉は今週末が見頃です。

駒ヶ滝(2019/11/08)滝の前のモミジが赤く色づいてきました。

園内の様子 (2019年11月7日)

冬期閉園中の園内です。

イロハモミジ(2019/11/05 築山)

築山の木々の紅葉(2019/11/05 ひるがの湿原植物園)左からエドヒガン、ハナノキ、イロハモミジ。

スイレン池と大日ヶ岳(2019/11/05 ひるがの湿原植物園)

スイレン池と築山(2019/11/05 ひるがの湿原植物園)

湿原と大日ヶ岳(2019/11/05 ひるがの湿原植物園)

朝焼け (2019年11月7日)

今年の10月は例年より暖かく、紅葉は1週間から10日間ほど遅れていましたが、一昨日、今秋初めて早朝に氷点下まで冷え込みました。

早朝の湿原の大日ヶ岳(2019/11/05 ひるがの湿原植物園)

早朝のスイレン池と大日ヶ岳(2019/11/05 ひるがの湿原植物園)

早朝の湿原と大日ヶ岳(2019/11/05 ひるがの湿原植物園)

ひるがの高原の紅葉情報 (2019年11月1日)

分水嶺公園(2019/11/1)

分水嶺公園(2019/11/1)

夫婦滝(2019/10/31)

駒ヶ滝~夫婦滝(2019/11/1)

駒ヶ滝~夫婦滝(2019/11/1)

駒ヶ滝(2019/11/11)

園内の様子 (2019年11月1日)

今日から11月です。昨日、ひるがの高原で初霜でした。今朝は2度まで冷え込みました。紅葉は例年より1週間から10日ぐらい遅れています。

湿原とひるがの高原スキー場(2019/11/1)

湿原と大日ヶ岳(2019/11/1)

築山(2019/11/1)右:イロハモミジ 中:ハナノキ 左:エドヒガン

イロハモミジ(2019/10/31)

ひるがの高原の紅葉情報 (2019年10月31日)

3日前の撮影ですが、大日ヶ岳の中腹当たりまで赤く色づいています。

ひるがの高原ではイロハモミジ、ヌルデ、ヤマウルシ、ツタウルシ、ヤマボウシ、桜などが紅葉しています。

大日ヶ岳(2019/10/28)園内から撮影。

大日ヶ岳(2019/10/28)園内から撮影。

ヌルデ(2019/10/28 ひるがの高原やまびこロード沿い)

今日から冬期閉園となります (2019年10月15日)

昨日は、今シーズン最後の開園日でした。あいにくの雨でしたが、悪天候の中ご来園ありがとうございました。今日から来春まで冬期閉園となります。今シーズンのご利用ありがとうございました。

なお、このブログは出来るだけ続けていこうと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

園内の湿原は、全体が黄色く色づいてきました。花は、エゾリンドウ、ノコンギクなどが咲いており、暖かい日にはまだまだ虫たちがやってきます。

冬期閉園の看板(2019/10/15)

草紅葉(2019/10/15 湿原)

スイレン池と大日ヶ岳(2019/10/15)

ノコンギク(2019/10/15)花が終わって冠毛が伸びてきました。

ノコンギクとオオハナアブ(2019/10/15)花に来ていたのは、オオハナアブがほとんど。名前にオオ(大)とつきますが、ハナアブ(ナミハナアブ)とそんなに変わらない大きさです。

今朝の園内の様子 (2019年10月13日)

昨日は、台風19号の影響で、ひるがの高原でもかなり強い風が吹きました。園内では1本のシラカバが大きく傾いたのが一番大きな被害でした。背丈の低い草花にはあまり影響はありませんでした。

園内の様子 築山から撮影(2019/10/13)

園内の様子 湿原(2019/10/13)

エゾリンドウ(2019/10/13 湿原)

エゾリンドウ(2019/10/13 湿原)

エゾリンドウ(2019/10/13 湿原)とまっているのはオオハナアブ。

イロハモミジ(2019/10/13)枝先から紅葉が始まっています。

傾いたシラカバ(2019/10/13)

エゴノキの実(2019/10/13)風でたくさんの実が落ちていました。

エゾリンドウ (2019年10月10日)

エゾリンドウが見頃となっています、今年は、比較的、たくさん咲いているような気がします。先々週、先週と2週続けて登った大日ヶ岳の稜線上にも咲いていました。湿原のものと比べて背丈が低いのは、風の強い稜線上だからでしょうか。

エゾリンドウ(2019/10/10 湿原)

エゾリンドウ(2019/10/10 湿原)

エゾリンドウ(2019/10/10 湿原)

エゾリンドウ(2019/10/10 湿原)

エゾリンドウ(2019/10/10 湿原)

エゾリンドウ(2019/9/25 大日ヶ岳)

エゾリンドウ(2019/10/3 大日ヶ岳)

湿原の様子 (2019年10月10日)

今朝は7度ぐらいまで冷え込みました。湿原全体が黄色く色づき始めています。大日ヶ岳の稜線も少し赤みを帯びてきました。

湿原と大日ヶ岳(2019/10/10 ひるがの湿原植物園)

ウラナミシジミ (2019年10月10日)

今日、今シーズン最後の開花情報更新のためにひととおり花の写真を撮っていたところ、シジミチョウが飛んでいました。この時期にみられるシジミチョウってなんだろうと思いながら、デジカメで撮影してモニターで拡大して確認したところ、羽裏の模様に見覚えがありました。ウラナミシジミという名前が浮かんだので、後でWebで検索。やはり、ウラナミシジミでした。Wikipediaによれば、ウラナミシジミは、「もともと熱帯・亜熱帯に分布するが、移動性が高いチョウで、春から秋にかけて温帯域に分布を広げ、冬には寒さのため死滅するというサイクルを繰り返している。日本でも西日本の温暖な地域では1年中見られるが、東日本では夏から秋にかけてが多く、冬から春にはあまり見られない。 」とあるので、過去にひるがの高原で撮影した写真を検索すると、確かにすべて9月の終わりから10月にかけて撮影していました。ひるがの高原にある他の湿原でもウラナミシジミを見ることができました。

ウラナミシジミ(2019/10/10 ひるがの湿原植物園)

ウラナミシジミ(2019/10/10 ひるがの湿原植物園)

ウラナミシジミ(2019/10/10 ひるがの湿原植物園)

ウラナミシジミ(2019/10/10 ひるがの湿原)

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岐阜県郡上市高鷲町/高鷲観光協会
TEL 0575-73-2241(開園中)0575-72-5000(冬 季)
開園時間:午前9時~午後4時半
開園期間:4月下旬~10月上旬(定休日無)※変更の場合あり