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スイレン池のほとりのヤナギ (2019年4月18日)

スイレン池のほとりで、低木のヤナギが咲いていました。でも、種類がよく分かりません。
低木のヤナギで葉っぱが出る前に花が咲き、岐阜県北部で自生している種類だとそう多くはないはず。
花には柱頭しかないので雌株です。イヌコリヤナギ、ネコヤナギではないみたいです。図鑑で見ると該当しそうなのはオオキツネヤナギですが、自信はないです。

ヤナギの雌花(種類不明 2019/4/18 スイレン池のほとり)

ヤナギ(種類不明 2019/4/18 スイレン池のほとり)

今年最初の蝶 (2019年4月16日)

先日、モンシロチョウらしき蝶を見かけていたのですが、なかなか止まってくれず撮影できませんでした。今年最初の蝶はキタテハです。この時期なので成虫で冬を越したのでしょうか。日中20度近くまで気温が上がったので、1匹だけでしたが、あちこち飛び回っていました。この蝶は翅を閉じると裏側が落ち葉そっくりです。撮影しようとかなり粘りましたが閉じてくれませんでした。

キタテハ(2019/4/16 ひるがの湿原植物園)

キタテハ(2019/4/16 ひるがの湿原植物園)

クロッカス ― ひるがの高原で、春、いちばん最初に咲く花は何? (2019年3月26日)

 湿原に自生する植物の中で、最も花期が早いのは、おそらくワタスゲだと思われます。ひるがの高原全体では、湿原植物ではザゼンソウがいちばん早いのではないかと思います。湿原周辺や林の中にも自生するヒメカンアオイの花もかなり早く咲いているようですが、地面すれすれに花をつけるのでいつ咲いたのかよくわからないです。ふきのとうはフキの花ですが、これもかなり早い方だと思います。木の花では、大日ヶ岳山麓に自生するマンサクがいちばん早いです。低木ではネコヤナギも早く花が咲きます。

 ひるがの湿原植物園内に限ると、築山に植えられたセリバオウレンがいちばんです。その次が、昔あった芝生の花壇に植えられ、花壇が撤去された後もしぶとく生き残っているクロッカスです。残念ながら、湿原のワタスゲ、築山のセリバオウレン、芝生のクロッカスは、いつも植物園の開園前に花が終わってしまいます。今回は、あえて、ひるがの高原に自生しないどころか、日本の野生植物ですらないクロッカスを取り上げてみます。

 園芸植物としておなじみのクロッカスはアヤメ科の植物です。クロッカスの仲間(Crocus属)の原産地は、ヨーロッパ南部や地中海沿岸から小アジア(今のトルコ共和国のアナトリア半島地域)だそうです。園芸のクロッカスには、白や紫の花と、黄色の花とがありますが、原種は異なっていて、白や紫系統の花はCrocus vernus(ウェルヌス)、黄色系統の花はCrocus chrysanthus(クリサントゥス)という別の種類だそうです。園内のものは、濃い紫色なのでCrocus vernusだということになります。その原産地の一つ、スイスでの写真を見ると、雪に覆われたスイスアルプスを背に雪解け後すぐに白や紫の花が一面に群生している姿はとても美しいです。

 クロッカスの仲間には、クロッカスのように早春に花が咲く種と、秋に花が咲く種とがあります。秋に花が咲く種として一番有名なのが、Crocus sativaという種つまりサフランです。香辛料のサフランは、この種のめしべを乾燥させたもので、アヤメ科では唯一花が食用になるのがサフランだということです。実は、サフランとクロッカスが同じ仲間だとは、この記事を書いていて初めて知りました。

 花壇の撤去後にはクロッカスもすべて抜いてしまおうとか考えたこともありましたが、年々少しずつ減りながらも開園前に人知れず毎年花を咲かせていますので、このまま残しておいてもよいかなと思っています。以下の写真は、今から18年ほど前、画素数が80万画素(1024×768ピクセル)しかなかったソニー製のデジタルマビカ(MVC-FD91)というデジタルカメラで撮影したもので、記録メディアは3.5インチのフロッピーディスクでした。画像が粗くてわかりにくいですが、今はない庭石の周囲にたくさん花が咲いています。今では、数株になってしまいました。

写真1:クロッカスの花(2001/4/15)

写真2:芝生に咲くクロッカス(2001/4/15)

現在の植物園の様子 (2019年3月10日)

園内の様子です。湿原の奥で少し雪が残っているほかはすべて消えてしまいました。

植物園入口の写真

植物園入口(2019/3/10)

植物園入口の写真

植物園入口(2019/3/10)

入口前の広場の写真

入口前の広場(2019/3/10)

スイレン池の写真

スイレン池(2019/3/10)

築山の写真

築山(2019/3/10)

スイレン池と湿原と大日ヶ岳の写真

スイレン池と湿原と大日ヶ岳(2019/3/10)

湿原と大日ヶ岳の写真

湿原と大日ヶ岳(2019/3/10)

湿原と大日ヶ岳の写真

湿原と大日ヶ岳(2019/3/10)

湿原の写真

湿原(2019/3/10)

湿原の写真

湿原(2019/3/10)

湿原の写真

湿原(2019/3/10)

ひるがの高原の自然について (2019年1月17日)

 6年ほど前に、あるシンポジウムで「ひるがの高原の自然生態系」について話をしてほしいと頼まれました。一般向けだから、ひるがの高原で見られる動植物の紹介をすればよいと思ったのですが、それならば「ひるがの高原の動植物について」の方がいいのではないか、「自然生態系」とは仰々しい言葉だなあと感じました。
 「自然生態系」という言葉は、「自然」と「生態系」という言葉に分けられます。「自然」という言葉のもつ本来の意味は、広辞苑とかで調べたわけではないけれど、「人間がかかわっていない」という意味だと思います。生態系は外国で作られた概念を日本語に訳したものだったはず。それは、私はそれを簡単に言うと「ある環境とそこにすむ生物を一つのまとまりとして考えたもの」だと思っています。なので、自然生態系は「人間がかかわっていない」「環境とそこに住む生物を一つのまとまりとして考えたもの」となるわけです。
 ところが、何十年にもわたってひるがの高原全体が様々な人為的な影響を受けているわけで、厳密な意味で「ひるがの高原の自然生態系」というのは現在では存在しません。だから、冒頭にも書いたように「ひるがの高原の動植物について」の方がいいタイトルではないかと思いました。しかし、もし、人間の影響を受けていなかったとしたら、ここにはどんな「自然生態系」があるのかについて考えてみるのは、ひるがの高原の現状について考えてみる上で役に立つと思います。
 というわけで、これまでひるがの高原について調べたことのまとめと自分自身の勉強も兼ねて、しばらくこのブログでシリーズとして「ひるがの高原の自然」について考えてみたいと思います。

あけましておめでとうございます。 (2019年1月4日)

新年あけましておめでとうございます。
ひるがの湿原植物園ホームページ管理人のSです。
ここ数年、私の体調不良が主な原因で、ページ内容、そしてこのブログもほとんど更新できませんでした。
一方、ひるがの湿原植物園フェイスブックの方は、高鷲観光協会のNさんのおかげで、かなりの頻度で更新がなされ、昨年途中から、このホームページのトップページに表示させていただいています。フェイスブックの方はスマホからも書き込みが可能なので、私も時々、書き込んでいます。

元日の朝は、いいお天気でしたので寒い中、車の暖気が間に合わないと思ったので、自宅から歩いて15分ほどの植物園まで小走りで急いで、初日の出を撮影しフェイスブックに載せました。今年は、雪がとても少なくて、イヌツゲやヌマガヤが雪の上に見えています。今は1月2日の夜に降った雪で多少は積雪も増えたと思います。

湿原植物園は春まで冬期閉園中ですので、このブログも書くことがあまりないのですが、何か思いついたら更新しますので、時々のぞいてみてください。

それでは、本年もよろしくお願い申し上げます。

本年度、開園から1週間です (2018年5月1日)

ひるがの湿原植物園のツイッターアカウントを取得して、ツイッターのタイムラインを張り付けてみました。
開花情報になかなか写真まで掲載できないのですが、その場で撮影してアップするのが簡単なので今後はツイッターを活用することになりそうです。今年度の開園から1週間経ちましたが、ようやく木々が芽吹いてきたところです。まだ、湿原には花がありませんが、5月から6月にかけて次々と花が咲いてきますので、楽しみにお待ちください。(2018/5/1)

本日開園です。 (2018年4月24日)

今年度の開園を開始しました。開園時間は午前9時から午後4時半です。
桜は満開ですが、今日は朝からの雨です。

園内の様子 2018/4/24

カタクリの花もうなだれて下を向いています。

雨にうなだれるカタクリの花 2018/4/24 築山

ハラビロトンボ (2017年7月28日)

ハラビロトンボの雄(2017/7/26 植物園)

ハラビロトンボの雄(2017/7/26 植物園)

ハラビロトンボの雄(2017/7/26 植物園)

ハラビロトンボの雄(2017/7/26 植物園)

オオジシギ (2017年7月9日)

今、自宅の周辺でオオジシギがディスプレイフライトをしています。

オオジシギ (2017年6月27日)

6月に入ってからオオジシギを見かけなくなったので、いなくなったのかと思いましたが、先日、夕方7時ごろ自宅の前で久しぶりにディスプレイフライトの音を聞きました。10年ぐらい前は、この時期は日中でも数羽が同時にディスプレイしているのをよく見かけたのですが、最近は、ぜんぜん見ないです。日本へはグリーンシーズンに繁殖にやってくる渡り鳥なので、原因が越冬地(オーストラリア東部やインドネシア付近だそうです)の環境にあるのか、それともひるがの高原の環境が悪化しているからなのかよくわかりません。日本野鳥の会のオオジシギ保護調査プロジェクトのページによると、年々、越冬地でも繁殖地でも個体数が減少しているとのことなので、ここ20~30年の間の極東・東アジア・東南アジア地域全体の経済発展の影響による自然環境の悪化が原因かもしれません。

フキバッタ (2017年6月27日)

フキバッタの仲間ですが、種類は分かりません。写真では羽が確認できないので幼虫だと思われます。バッタやコオロギの仲間(バッタ目または直翅目(ちょくしもく))は不完全変態をするので、幼虫はほぼ成虫と同じ形をしています。

フキバッタの仲間(2017/6/27)

フキバッタの仲間(2017/6/27)。コオニユリの茎に止まっている。幼虫と思われる。

お問い合わせはこちらへ
岐阜県郡上市高鷲町/高鷲観光協会
TEL 0575-73-2241(開園中)0575-72-5000(冬 季)
開園時間:午前9時~午後4時半
開園期間:4月下旬~10月上旬(定休日無)※変更の場合あり