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コナラ (2017年5月26日)

ひるがの高原周辺では,コナラの花の時期です。

コナラ(2017/5/26 ひるがの高原東側丘陵地)。垂れ下がっているのが雄花。雌花は枝先の葉腋につくが小さく目立たない。

コナラの雌花序は新しい枝の上部の葉腋に付く。

コナラの雄花序は,新しい枝の下部から複数垂れ下がる。

コウボウ (2017年5月24日)

コウボウは,日当たりのよい草地に生えるイネ科の多年草です。乾燥すると桜餅の香りがします。

コウボウ。(2017/5/24 園内)

オオジシギ (2017年5月22日)

数年前からひるがの高原で数が減っているのではないかと心配しているオオジシギです。今年は姿はまだ見ていませんが,4月下旬ごろから,自宅で夜,窓を開けていると必ずディスプレイフライトの音が聞こえてきます。時刻は,19時を過ぎたあたりから24時ごろまで断続的に聞こえてきます。自宅は裏が湿原で前が雑木林なので,この時期,夜はオオジシギとシュレーゲルアオガエルなどの声,朝晩はクロツグミ,日中はキビタキやアオジなどがずっとさえずっていていつもにぎやかです。夜にフクロウや早朝にアカショウビンの声を聞くこともあります。

エゾイトトンボ (2017年5月22日)

昨日,園内で,今年初めて,エゾイトトンボを確認しました。先日,雌(もしかしたら未成熟の雄だったかも)を確認したシオヤトンボの成熟雄も初確認です。

エゾイトトンボ。羽化してまもない雄。

エゾイトトンボの雄。

シオヤトンボの雄。

ジュウイチとフクロウの声を聞きました。 (2017年5月22日)

昨日,午後7時ごろ,大日ヶ岳の麓で,ジュウイチの声を聞きました。これで,カッコウの仲間4種すべてが出そろいました。同じ場所で,フクロウの声も聞こえてきました。
今日は,同じ場所で日中,エゾハルゼミがずっと鳴いていました。

ホトトギスとカッコウ (2017年5月20日)

昨日,今年初めて,ひるがの高原でホトトギスの声を確認しました。カッコウは,5/13に確認しています。時折,大日ヶ岳の方からツツドリの声も聞こえてきます。これで,ジュウイチ以外のカッコウの仲間3種類が出そろいました。

ハルガヤ (2017年5月20日)

ハルガヤは,明治初期に牧草として輸入された帰化植物。ヨーロッパ,シベリア原産の高さ20~50センチの多年草です。

ハルガヤ。(2017/5/18 園内)

ムラサキケマン (2017年5月20日)

ムラサキケマンは,やや湿った場所に生える高さ20~50cmの2年草です。

ムラサキケマン。(2017/5/19 園内)

エンコウソウとリュウキンカ (2017年5月18日)

エンコウソウは、リュウキンカの変種とされている植物です。リュウキンカと同じく、湿地や水辺に生えます。ひるがの湿原植物園や分水嶺公園に植えられて増えていますが、ひるがの高原周辺での自生地は不明です。リュウキンカよりも、花期は少し遅いです。エンコウソウという聞きなれない名前の由来については、猿猴(えんこう)というテナガザルに似た伝説の生き物がいて、長い花茎を長い手に見立てたという説明をどこかで読んだ記憶があるのですが、図鑑では猿喉草つまり猿の喉(のど)となっています。一方、リュウキンカは立金花と漢字で書きますが、花茎が立ち花の色が黄金色であることから来ています。リュウキンカもその変種のエンコウソウも花弁のように見えるのは、実はがく片だということで、花弁はないそうです。

リュウキンカ。エンコウソウより花茎は短く立ち上がる。

エンコウソウ。リュウキンカの変種。リュウキンカよりも太くて長く,横に這う花茎が特徴。

今年初めてトンボを見ました。 (2017年5月17日)

昨日,今年初めて,園内でトンボをみました。この時期,園内ではコサナエか,タベサナエがよく見られるのですが,写真を拡大してよく見ると,サナエトンボの仲間ではなくて,シオヤトンボの雌(未成熟の雄かもしれません)のようです。

シオヤトンボの雌(未成熟の雄かも)。

シオヤトンボの雌(未成熟の雄かも)。

ミズバショウの花はどれ(その2) (2017年5月10日)

ミズバショウの花の白い部分は,仏炎苞(ぶつえんほう)と言いますが,これは花序全体を抱く葉,つまり苞葉(ほうよう)の変化したものです。花序全体を抱く葉というと,タンポポの総苞弁(そうほうべん)を思い出しますが,タンポポの花も一つの花に見えるのは,実は花の集まりで,頭状花序(とうじょうかじょ)とよばれます。しかし,タンポポの場合は,一つ一つの花の花弁はミズバショウのようには退化していません。
ミズバショウの仏炎苞も,タンポポの総苞弁も花序を包んでいる葉が変化したものなのですが,ミズバショウの場合は花弁のように見え,タンポポの場合は蕚片のように見えるという違いがあります。ミズバショウは一つ一つの花の花弁が退化してしまっているので,苞葉が花弁の役割を果たし,タンポポの場合は,一つ一つの花に花弁があるので,苞葉が花弁の役割を持つ必要はないと考えられます。

ミズバショウの花はどれ (2017年5月9日)

毎年,この時期になると地元の小学校2年生の生活科の授業で,ミズバショウの話をしています。
その際に,かならず話題にするのが,「ミズバショウの花のつくり」についてです。白い部分は仏炎苞(ぶつえんほう)という名前がついており,形態学的には花弁ではないということなんですが,本来の花弁つまり形態学的な花弁はどうなっているかというと,真ん中の黄緑色や黄色をしている棒状の部分が,実は小さな花の集まりで,花弁は小さな4枚の黄緑色の花被片(かひへん)とよばれるものに退化しています。
そこで,あらためて「ミズバショウの花はどれですか」という質問について考えると,普通,ミズバショウの花といったら,白い部分も含めて花と理解していますが,チューリップの花と比較すると,チューリップの1つの花にあたるものは,真ん中の棒状の部分にたくさん集まっているということになります。花の集まりもしくは花の付き方を花序(かじょ)というのですが,ミズバショウの場合は,肉穂花序(にくすいかじょ)という名前で呼ばれています。肉穂花序を仏炎苞が包む形の花は,サトイモ科の植物の花に共通する特徴だそうです。

ミズバショウの花。白い部分は,仏炎苞(ぶつえんほう)とよばれ,花弁ではない。

ミズバショウの花(棒状の部分を拡大)。一つの花は,4枚の花被片と4本のおしべと1本のめしべからなる。おしべやめしべは花被片を押し上げて,一度にではなく順番に出てくる。

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岐阜県郡上市高鷲町/高鷲観光協会
TEL 0575-73-2241(開園中)0575-72-5000(冬 季)
開園時間:午前9時~午後4時半
開園期間:4月下旬~10月上旬(定休日無)※変更の場合あり